出かけるとき

2001年10月17日
快がごねるのは日常茶飯事になっています。
まあ、それはそれで楽しんでいますが…。

今朝も、いつものように「いないいないばあ」が終わって、テレビを消して、「さあ、行こう!」と言っても、座椅子に張り付いて立ち上がる気配がありません。

普段は、「じゃあ、今日はどのぶーぶ(ミニカー)を連れて行こうか?」とか言うと、鼻の穴をふくらませて大量のミニカーを抱えて玄関に向かうのですが、今日はそれにも反応しません。

仕方なく、ひょいと抱き上げて玄関まで連れて行くと、素直にたたきに座り、靴をはき始めました。

「だっこ」してもらいたかっただけだったんですよね。

ちょっと、ほんの一瞬のだっこで、よかったんですよね。

そんなちょっとしたふれあいを求めているんですよね。

…保育園に子どもを預けるというのは、とても辛いことだと思います。
だって、1日24時間のうち、快は10時間は保育園。10時間近く寝ますから、僕や妻と一緒にいられるのは、ほんの4時間。

その貴重な4時間でさえ、食事や風呂や歯磨きなどに費やされますから、ウィークデーはほんとうに、分単位でしか快と関わることはできないのです。

それを知っていながら、そして、快も「もっとぱぱやママと一緒にいたい」と思っていると知りながら、どんなに泣こうがわめこうが、8時半になったら保育園に置いてくる…。

胸が痛みます。
そして、この痛みは、仕事のストレスで痛む胃より、もっと痛いです。

僕は、ビジネスマンとしては甘いのかもしれません。
でも、僕は、その甘さを持った社会人でいたいと思います。

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