さいたまばーばのうち　その2

さて，日曜日。
4人で東武動物公園へ。
快のみならず，じじばばもうれしそうである。

事前に
「行っても楽しむと思うけどさ，
大人が期待するようなところには『楽しみ』を見いださないかもしれないよ。
それでも不満に思っちゃダメだよ。」

と伝えておいたのが奏功したか，
ばーばもじーじも寛容である。

まあ，久々に会った孫だから寛容なんだろうけど，
快が動物にはあまり興味を示さずに，おみやげ屋のおもちゃや，100円を入れて動く消防車にばかり目を奪われても，笑顔で見つめる2人。

そして，快のくだらん一挙手一投足に目を細める2人。

快は，
「東武動物公園に来た」ことがうれしいんではなくて，
「じーじとばーばと一緒に，なんかしらんけどおもしろいもので遊ぶ」
ことが楽しいんである。

日々一緒にいると，この辺を見失う。
わかってるけど，冷静になれない。
ついつい，「せっかく××したのに」と言いたくなるんだよね…。

…じじばばを見習って，僕もあれくらい余裕を持って快と接することができれば，とさえ思った。


もちろん，さすがに午後からは2人にも疲れが出て，
暴れ回る快を抑えようとしてはへとへとになっていたようだが…(^_^)

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さて，帰り。
暴れ回りはしゃぎまくり，へとへとになった快は，僕の膝の上でぐっすり眠った。
車中もトラブルなく…

と行きたかったが，さすがに僕も疲れ切り，
新橋からグリーン車に乗車。
痛い出費になってしまったのでした。